私はこの本に出会わなかったら、
これほどまでに 絵本にのめり込むことは
なかったことでしょう。
この本は私に 大変なショックを与えました。
絵本で大人が泣ける そんなこと考えてもいませんでした。
かわいそうなお話なら、ほろってすることもあるでしょう。
しかしこの物語の内容は 私が想像していた絵本の単純さでは なかったのです。
子供に読んであげると、ママなんで泣いているの?
息子も娘も笑っていました。
娘も息子も生まれてこの方、おもらしを幼稚園や学校でしたことがなかったんです。
そういうことなのかな。
私は経験があるから、主人公に異常な感情移入をしてしまうんでしょうか。
大人になってこそ良さがわかる 絵本なのかも知れませんね。