人のからだの仕組みに興味を持ちだした3歳児。
かこさとしさんの絵本大好きな息子に、ぴったりの作品です。
3歳児にとって、「のう」や「こころ」を理解するのはとても難しいことです。
ましてそれを説明することはもっと難しい。
でも、さすがはかこ先生!
わかりやすくかみくだいでちゃんとお話してくれます。
質問形式に書かれた文章なので、
親が読んであげると、子どもはちゃんとそれに対して答えます。
簡単な問題ですが、「そうですね、○○ですね」と言われると、
うれしそうな顔をしている息子です。
目や耳で聞いたことを口から話し、
そしてそれに合う動きをつなげていく。
心がちゃんとつながる。
親もすごく勉強になる一冊です。
からだの本ということで、難しい本と思われがちですが、
いやいや、しっかり絵本です。
かこさとしワールド全開の、手元に欲しくなる一冊です。