「よるくま」で有名な作者の、第1作目の絵本だそうです。
絵の作風こそ、今とは少し違いますが、彼女の持つ世界観(空想と現実の世界が上手にとけあってる点や、脇役のママのあったかさなど)や雰囲気は似ていて、あたたかい気持ちで読み終われる絵本です。
きょうだいがいる子なら、きっと誰もが似たような体験を持っていて、共感できる部分も多いのではないでしょうか?
また、ただの段ボールが、こんなすてきなおうちに生まれ変わるなんて、ついつい高価なおもちゃ(リカちゃんハウスや、シルバニアファミリーのおうちなど)を、買い与えてしまう前に必見です♪
ただどうしても、リコちゃんの顔の表情が、おにいちゃんや「よるくま」に比べると、単調な気がして、少し辛目に★4つにしました。