りこちゃんとお兄ちゃんの遊んでいるところをみると、うまくかみ合わないところとか、うちの子どもたちと似ているなあと思います。りこちゃんがお兄ちゃんのことをかいじゅうなんてよぶところなんか、どこの兄弟にもあるような光景で親近感がわきますね。
「よるくま」でおなじみの酒井さんの絵は、子どもの表情がさまざまに表現されていて、タッチがやさしく、大好きです。りこちゃんが遊びのじゃまをされてぐずっている表情なんか、とくにかわいくてフフッとほほえんでしまいます。
うちの子どもたちも、ダンボールの家で遊ぶのが大好きです。このときだけは、うちの子たちも、りこちゃんとお兄ちゃんのように、仲良く遊びますよ。
この本を読むと、ダンボールの家を大人でもつくりたくなるような衝動にかられます。楽しい本ですね。