短いのにこの本って小さい子供でも知っている事が詰まっていると思うんです。
屋根には「にゃあにゃあ」、目のつぶったおつきさまは「ねんね」、家の後ろから出てきたり雲の後ろから出てきたりは「いないいないばぁ」。0歳の赤ちゃんでも聞いたことのある言葉ではないでしょうか。
そして少し大きくなると「夜」「お月様」「こんばんは」が結びついてきて、もっと大きくなるときっと雲に隠れてしまうお月様なんかのかわいらしさが理解できるようになるんだろうと思います。
でも何よりも、このお月様のまんまるい感じや、また赤ちゃんにも似たお月様の表情は、大人も子供もなぜか引きつけられちゃうんですよね!!