色は、オレンジと黄色だけ。
あとは黒い線で描かれただけの、とてもシンプルな作品です。
色鮮やかな赤ちゃん向けの絵本が多い中、冒険とも思えますが、どうして巧みに描かれたキャラクターは、おぎなって余りある魅力に溢れています。
コップに、目・鼻・口があるキャクターは、赤ちゃんを魅了することでしょう。
どこか、昔のバヤリースのCMに出てきそうな感じです。
そして、文章も
コップちゃん、おなまえは?
コップちゃん、いくつ?
等のフレーズが続きますが、とてもリズム感が良くて、聞く者を飽きさせません。
赤ちゃん向けの絵本の、新しいスタンダードになる予感さえする高い水準の作品だと思います。
1歳くらいからがオススメで、きっとはまる赤ちゃんも多いことでしょう。