これはパターンなのですね、子供たちの視点での日常からの逸脱は。決して夢オチでないところが好きです。
大人からすると、子供たちの想像世界、遊びの世界だったのかな〜と考えるのですが、読んでもらう子供には間違いなく本当にあった出来事なのでしょうね。
ファンタジー読みにはおなじみの「ゆきてはかえりし物語」の見事な子供版ですね。
いつもながらシンプルにきれいにまとまっていて、低年齢が触れる初めてのゆきてはかえりし物語としてはとても良質だと思います。
開いて広々ドルフィンランドは、娘が読み聞かせ中いきなり「私も行きたーい!」と大声をあげて母はビックリしたというエピソード付きです。
夏季のプール時分に、またこの話で盛り上がろうと思います。顔をつける練習のきっかけを作ろうと……そんなにうまくいかないか。