おおかみ・ゴンノスケの腹ペコ日記シリーズです。
『おいしいうさぎの食べ方』も好きですが、月夜がきれいになるこれからの季節にはこちらをお薦めします。
“うさガク(うさぎの学校)”が、できてから、狩りがうまくいかないゴンノスケ。
“うさガク”を取り囲む高い塀がにくらしい。
ある日、年に一度のパーティが“うさガク”で、あることを聞きつけたゴンノスケは、潜入計画を思いつき…。
うさぎに変装したゴンノスケ、タイミングを伺っているうちに…。
ひとりが大好きで、群れるうさぎをあざ笑っていたゴンノスケが、最後のページで見せる『満足げな笑顔』に変わっていくところが、面白いですね。
なんといっても、ロッキングチェアーに座り、片手にコーヒーで、潜入計画をあれやこれや練って、一人ニタニタしている様子が、滑稽です。
今度は、成功しそうで、ワクワクしながら、ゴンノスケを応援しちゃっている自分も、何となく笑えてきます。
息子は、2年生の時に読み、一人で読むことの楽しさを覚えたようです。
小学校低学年から、一人で読む事を勧めてみてはいかがですか。