おおきなおおきな柳の木の下の、小さな小さな村のおはなしです。
やなぎむらには、ばったのトビハネさん、かたつむりのキララさんと、くものセカセカさんと、ありのセッセかぞくがすんでいました。まずそのかわいい名前にニヤリ。名は体を表すといいますが、かたつむりがキララさん?とはじめは分かりませんでした。でも物語の最後に、この名の重要な意味が明かされます。「そうかぁ」とうれしくなりました。
小さな虫たちが、生き生きと楽しく暮らしている様子がよく分かって、子供たちもその小さな世界に引き込まれたようでした。虫たちのかわいい表情もたまりません。
他にもシリーズでお話しがあるようなので、そちらもぜひ読みたいと思います。