「おつきさまこんばんは」「きゅっきゅっきゅっ」「おててがでたよ」「くつくつあるけ」の林 明子さんのあかちゃん絵本シリーズ4冊の一冊です。
登場するのは、「おててがでたよ」と同じ赤ちゃんとぬいぐるみ達。
赤ちゃんが、うさぎ、ねずみ、くまのぬいぐるみと一緒にスープを飲むのですが、ぬいぐるみ達がこぼしたのを赤ちゃんが拭いてあげるのです。
その音が、「きゅっ きゅっ きゅっ」なのですが、そうきたのかと題のネーミングに思わす脱帽です。
しかも、最後の、「きゅっ きゅっ きゅっ」は、おかあさんが赤ちゃんに対してのもの。
短い中にもしっかりとしたストーリーがあって、林 明子さんならではの作品です。
読み聞かせしてあげると、何度も読み聞かせをせがまれる絵本に間違いないと思います。
裏表紙まで楽しめる一冊で、是非シリーズ4冊とも読み聞かせをして欲しい必読書だと思います。