「しゅくだい」という題にひかれて読んでみました。
登場するのは、小学校1年くらいの動物の子供たちでしょうか?
いもとワールドが展開します。
それも、いつにも増してカニとかアリとかこうもりとか、今まで見たことのない生き物までいるので、とても楽しめました。
お話は、だっこの宿題が出されて、皆の前では「やだ〜」と言っていたのに、喜び勇んでもぐらのもぐくんが家に向かうところから始まります。
でも、お母さんは、赤ちゃんの世話で忙しくて、もぐくんと会話できません。
やっと夕食の時間になって、だっこの宿題のことを話すことが出来て、家族みんなにだっこしてもらうと言うお話です。
やはり、こうした状況はどこの家でも起こり得ることなので、凄い共感が得られて高い評価になっています。
でも、宿題にならないとならない程、忘れかけてしまっているとしたら、それって寂し過ぎるのではないかと、逆に考えてしまいました。
特に、最後のおばあちゃんの「また、だっこの宿題が出るといいね」には、違和感を覚えました。
もっと、だっこしてあげようよと思わざるを得ません。
海外では、ハグって当たり前のような習慣ですが、もっと日本でも根ずいて欲しいものだと思いました。
因みに、我家では余りにハグするので、小学校1年の次男は嫌がって仕方ありませんが。