先に「かたあしのひよこ」を読みました。
その後、「ランパンパン」を読んで似たような感じを持ちましたが、このお話もその流れをくむもののようです。
小さいものが知恵を使って強者に立ち向かうまたはこらしめるというお話を私は好きなのですが、この話は正にこのパターンなので好きです。
胸がすくし、この場合は、ひよこが飲み込むものの量が大きくてダイナミックなお話だと思います。
こういう話を読む時に封建的な社会でも理不尽さに泣き寝入りばかりでなく、立ち向かおうとする庶民の気持ちや勇気や底力など感じます。
息子もこのお話は好きなのでよく読んでいます。
このあひるはとてもかわいらしいひよこなのですが、意志の強さを感じます。