三年生のクラスに、読み聞かせをするのに、候補にした本です。
三年生の国語の教科書にも、同じくらいの年令の子どもが登場する本、ということで、紹介されていました。
家で読んだときには、子どもは夢中になって、絵と文を目で追っていました。ストーリーもおもしろかったです。お姉ちゃんになった子どもの複雑な気持ちが描かれていて、すねて考えることやることがすべておかしいんだけど、いろいろあって、最後はちょっとホロリとします。
本文とは別に、絵の中でのちいさなつぶやきもあって、笑いを誘います。
集団に読み聞かせをするには、登場人物のセリフが多い(そういえば全部がセリフだったような気がします。)のと、ちいさなつぶやきをどう読んだらいいのかに迷いやめました。主人公の女の子のセリフの読み方によってもずいぶん印象が変わることになるかもしれないと思いました。
自分の子ども(特に上の子)をひざの上において、じっくりと聞かせたい本です。