かこさとしさんの、おはなしのほんシリーズ、最近よく読んでいます。初めて出版されたのは40年以上前なんですね。びっくりしました。
このお話には、いろんな種類のテントウムシが登場します。読んでいると、いばってばかりのにじゅうやほしてんとうにとても腹が立ってきます。子どもが生まれたらお祝いを、お葬式には香典をと、付き合いに忙しいテントウムシたちを見ていると人間もテントウムシも大変だなと思ったり…喪服がないからと、墨や絵の具で体を黒く塗るテントウムシたちのアイデアにはちょっと笑っちゃいました。
文章量はけっこう多かったですが、息子も最後まで楽しそうに聞いていました。そして翌日も「読んで」と持ってくるので気に入ったようでした。