子どもたちが線路をつくります。そもそも、線路は初めからあるものではありませんよね。線路をつくる。列車が走る原点に気付かされたような気がしました。
線路は、平坦なところばかりにのびているのではないことにも、気付かされます。山や川、交差する道、、、このような障害をうまく乗り越えて線路をつくっていく子どもたちの姿に、勇敢さを感じました。
線路がつながって、駅ができて、列車が走ったときの子どもたちの笑顔はたまりません。幸せいっぱいのようすに、こちらまで笑顔がこぼれます。
一度読んだら、また読みたくなる、そんな絵本でした。