乗り物好きな息子が機関車の描いてある表紙を見て、義理の祖父母に買ってもらった本ですが、とてもよい本でした。
見開きのページをまるまる使って描かれた絵には、各ページとも、とても短い文章しか書いてありません。そして、「これ なーなんだ?」「せんろだよ」、「やまがあった どうする?」「あなをほろう トンネルだ」...と、まるでなぞなぞを2人の子供がしているかのような語り口でストーリーが続いていきます。とても、ほのぼのしていて、2歳の息子はとっても気に入ったようです。
ある日、自分のプラレールの線路をつなぎながら、「せんろはつづく どんどんつづく のはらのまんなか せんろはつづく」と本の中に出てくる文を諳んじているのを見て、とても驚き、そしてとても嬉しく思いました。親馬鹿ですが、感動しました。そんな思いをさせてくれた本で、とてもお勧めです。単なる乗り物絵本では収まらない絵本です。