ただただ、おさるの普通の毎日を書いた本です。
普通の毎日、ほんとに普通。
何も起こらない。
朝起きたら、おしっこして、ご飯食べて、けづくろいして、木登りして、遊んで、夜になると寝る。
1年に1度か2度やってくる、かめのおじいさんのお話を聞くほかは、毎日、変わらない生活。
ただただ、同じことの繰り返し。
でもね、これって、かなり満ち足りた生活だと思うのです。
みんなゆったりして、けんかもせず、仲良く暮らしているんです。
幸せは、そんなに遠くにはない。毎日の、この普通の生活の中にこそあるんだよね、っていう思いにちょっと気づかされる本です。
毎日毎日、同じように静かに送れる生活があるってことは、とっても幸せなことなんだなぁ〜。