エッツの素晴らしい世界観を感じました。
人間が勝手に持ち去り、
水族館へつれていき、
海へ逃がす。
喜んでいた人間もまじかで見ると、おばけだーっと逃げたり
捕まえようとしたり。
オーリーは何も悪いことなどしていないのに。
全て人間の勝手な行動です。
けれど、そういう批判めいた物語にせず、
オーリーの純粋さを感じながら読ませるところが
素晴らしいなと思いました。
長文ですが、絵も多いので、読みやすいです。
最後は本当にほっとしました。
何も変わらず、母のそばで眠るオーリー。
何も変わらない毎日ってこんなにも素敵です。
母のそばにいること、一番素敵で一番嬉しいことですよね。