この絵本、みんな身に覚えがあるからこそ、こんなに楽しいのでしょうね。
もちろん、私もそうです。
多いですよね、夢でトイレを探すこと。
私は実は、本当に不思議でならないんです。どうして最悪の事態にならないのか。
夢で、怖い目にあって、声をあげてしまうことや、悲しすぎて涙が出ることがあるのに、
どうして下の方は、失敗がないのでしょうね?
人間の体って、よく出来ているなあ、と思います。
この絵本、もちろん、お話は文句なく面白いです。
このせっぱつまった感がよく分かる。
主人公の男の子にしっかり感情移入してしまいます。
それと、もっちゃう、というこの言葉。
「もれちゃう」だと、ここまで楽しい絵本にはならなかった気がしますね。
もっちゃうもっちゃうもうもっちゃう、という言葉が絵の中にも、たあくさん出てきます。
息子が大笑いしたのは、迷路の中に張ってある張り紙に書かれたものでした。