すてきなあまやどりの姉妹編。
仲良しのヤギくんとブタくんが登場します。
お話は、ヤギくんが買ったアップルパイを泥棒に盗られたという告白から始まります。
それから、ヤギくんの奇想天外なお話が展開します。
左ページは、ヤギくんとブタくん、右ページは、ヤギくんのお話が描かれた構成で進みます。
とにかく、ヤギくんのお話が一言で言うと「ありえない」
その出来事に登場する動物達の表情がとても豊かで、見る者を引き付けること受け合いです。
そして、読後の小学校1年の次男の一言は、「アップルパイはどこいった」でしたので、バレリーの思惑通りなのかと思いました。
何度も読み直したくなる楽しい絵本です。