最初この絵本を読んだ時、やまあらしほうやに対するほかの子の言葉が、あまりにも陰湿ですごく不快な感じがしました。いじめの場面なんか、子どもに見せてもいいのかと思いましたが、ラストがものすごくよかったし、なんと言ってもやまあらしぼうやのお母さんの「ぼうやはおかあさんのこころのひかり」この言葉やおかあさんの存在が、傷ついたぼうやの心の支えになっているのが、ひしひしを感じられたので読んでみました。読み聞かせが終った時、「もう一回」と、いってくれて内心ホッと安心しました。
いつも絵本好きな先生とおすすめの絵本を教えてもらったり、教えたりとそんな交流が1年半ほど続いていて、たまたまクリスマスにちなんだものと思って、5歳児さんに紹介した絵本です。ちょうど、クリスマス会に劇をすることになっていたので、みんなこの絵本の中の劇にとても興味をもったみたいで、何度も何度も繰り返し読んでいたみたいです。もちろん、この絵本のように劇は大成功!!で終りました。みんなで、協力して助け合いながら、何かを成し遂げるって素晴らしいな。