マリアおばさんの誕生日プレゼントを買うため、自分でいっしょうけんめい貯めたお金を持って町へでたスーザ。町にはおいしそうな物、きれいな物がいっぱい。でも、いろんな誘惑を振り切ってやっと見つけたすてきな「赤いイス」。おばさんのプレゼントにぴったりです。でも、お金が足りません。がっかりしたスーザは店を出て歩き回りますが、いいアイデアが浮かぶのです。
この本は、1ページ目と2ページ目の文章と絵が少しずれているので、読み聞かせをするとき工夫が必要ですね。作者の広野さんはスペインで絵の勉強をされたので、この本の舞台もスペインなのかな。市場の様子、人々の服装など外国の雰囲気がいっぱいです。
マリアおばさん、スーザのくれた赤いイスのすわりごごちはいかが?