クマくんに襲いかかろうとしているハンターが2人。
でも、クマくんの持っている鉛筆は、描いたものが本物になるという不思議な鉛筆。
これを使って、クマ君は、ハンターの手から逃れます。
ひもをひっかけたり、こわいサイを登場させたり、鉄砲をねじまげたりして。
今度は、何をするかな、っていうわくわく感があります。
ハンターにおっかけられてるわりに、平然と無表情のクマ君。そして、まわりを見れば、魚や唇の形をした葉を持つ鼻や、目にも見える植物など、淡々とした雰囲気が、不思議な雰囲気をかもしだすちょっと変わった絵本です。