言葉に興味を持ち出した1歳前の娘に、オーバーアクションをつけて読み聞かせて暫くしたある日のこと。
遊びの途中で、思い立ったように絵本をひろげた娘。
そこには泣いているあかちゃんのページが……。
すると、娘も真似て顔をしかめながら え〜ん え〜ん。
お店で赤ちゃんを見つけても、え〜ん、え〜ん。
携帯電話にうつった自分の泣き顔を見つけても、え〜ん え〜ん。
あらためて、子どもは親の表情をよくみているんだぁと思った一冊です。
また、生活の中にある物や音を現しているので、絵本と日常がくっつきやすい本です。一度、絵本がそういうものだと分かると、自分の知っているものは載っていないかなぁと絵本に興味をもってくれるようになります。
絵本が子どものすぐ近くにある。
絵本の基本ではないでしょうか。