そのままの果物の絵と果物の名前がまずあり、その隣のページに「さあ,どうぞ」と言う言葉と共にその果物を取り分けた絵があります。ただそれだけの本のなのですが、息子はこの本を読むとき、取り分けられたページの絵をつまんで食べている真似をし、私にも「どーじょ」といって分けてくれる真似をします。果物の名前を覚えるし、取り分けて人に勧める気持ち(分け合う気持ち)も養われるようにおもいます。この絵本のミソはリアルな温かみのある絵です。本物そっくりなのですが絵です。これが写真だとここまで興味を持たないのではないでしょうか。幼いお子さんにお勧めの本です。