家中で一番小さい、すえっこのルウ。
でも、お手伝いしたい。
けなげにお手伝いしますが、失敗ばかり。
でも、ルウは、みんなに喜んでもらいたいのです。
あれやこれやを考えるルウが、けなげです。
子供って、お手伝い好きですよね。
みんなの喜ぶ顔が大好きなのですね。
うちの息子もそうです。
おかあさんのお手伝いがしたくてたまらないらしい。
(手伝って、うんとほめてもらった時の顔といったら!)
でも…そんな可愛い気持ち、
「あなたには無理」「もう少し大きくなったらね」
「その前に自分の出した玩具を片付けてね」
なんて言われているうちに、
いつのまにか、忘れてしまうのだろうなあ…。
母はちょっぴり反省です。
この絵本では最後、ルウの大活躍で大きな魚を釣ります。
みんなは大喜び。
読んでいても、スカっとする、素敵なお話です。
お手伝いしたいしたいお年頃のお子さんに、ぜひ読んでさしあげてください。