実際に本を手に取ったこともなかったのに、題名だけはなぜか知っていました。
にんじんばたけのパピプペポ・・・つい口ずさみたくなってしまうような、楽しい題名です。
お話も、かこさとしさんらしい、“ちょっとした楽しさ”に溢れたものでした。
子どもたちは、こぶたが20匹きょうだいであることにまずびっくり。
そして、こぶた達が、お手伝いも勉強もしないというところで、「ウチにもいるいる」と言い出しました。(自分ではないと思っているところが可笑しい)
その後も、にんじんを食べたこぶた達がよく働くようになったり、こぶた達からまんまと食べ物を横取りした大人達がひどい目にあったりと、教訓的でありながら、なんだか妙に笑いを誘ってしまう箇所がてんこ盛り。
ほのぼのと楽しいお話でした。