絵が描ける、描けないに関わらずに励まされ勇気を得られる絵本です。真っ白な紙を見て「ふぶきのなかのほっきょくぐまね。」といった先生がすごい。この先生との出会いをもとにワシテは変わっていきます。同時に表情も穏やかになってきます。
私もこんな先生に出会っていたらなぁ…、と今更思います。学生には「子ども達に絵を描く事や物を作ることを嫌いにさせないで。楽しい!ことを実感させてあげて」と伝えています。絵画製作活動は手先を使ったり、考えたり、試行錯誤を繰り返したりしますから、子どもを心身ともに成長させるものです。不用意な大人の価値観を強要したり、上手・下手といった単純な評価は避けたいです。評価にとらわれないクリエイティウ゛な活動って本当に楽しいですから。