季節
新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし

  • かわいい

ふくはうちおにもうち」 多夢さんの声

ふくはうちおにもうち 作:内田 麟太郎
絵:山本 孝
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2004年01月
ISBN:9784265034901
評価スコア 4.53
評価ランキング 7,107
みんなの声 総数 54
  • この絵本のレビューを書く
  • にぎやかなのが好きな福の神

    • 多夢さん
    • 50代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子13歳

    「鬼」を辞書で調べると、
    「怪力・残忍で恐ろしい生きもの。たたりをするばけもの。
     むごくて思いやりのない人」とある。
    よっぽど、鬼って怖いいきものとしてたとえられているんだね。

    でも、絵本の中の鬼は、ちょっと違うような気がする。
    心優しい鬼がいたり、寂しがり屋の鬼がいたり、気のいい鬼もいたりする。
    不思議な世界。
    でも、いろんな鬼がいていいと思う。

    この絵本に出てくる鬼も、ちょっと変わってる。
    遠慮しいで、酒が入ると陽気になり、帰りは礼儀正しく頭をさげて帰っていく。
    ほんとに、貧乏なのは鬼のせい?と思ってしまう。

    でも、おかみさんはそう思っている。
    福の神が、鬼を見て逃げ出そうとした時、
    おかみさんは、必死に福の神にしがみつき、
    「にげんといてー、いかんといてー、みすてんといてー」と叫ぶ。
    涙が出てきた。

    その後、鬼たちにまじって、福の神もおかみさんもこどもたちも踊りだし、
    どんちゃん騒ぎをしているシーンは、とっても楽しそうだった。

    結局、福の神はその家の神棚に座られた。

    福の神は、にぎやかな家が好きなんだって。

    貧乏でもいい。
    家庭が明るければ、福の神も寄ってくるんだろうな。

    投稿日:2014/01/27

    参考になりました
    感謝
    3

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「ふくはうちおにもうち」のみんなの声を見る

「ふくはうちおにもうち」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / おつきさまこんばんは / はらぺこあおむし / ぐりとぐら / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / いないいないばあ / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



絵本ナビがこの冬イチオシ! 『一年一組せんせいあのね こどものつぶやきセレクション』レビュー大募集

全ページためしよみ
年齢別絵本セット