ちょっと大きめの絵本いっぱいに、白いうさぎと黒いうさぎの2匹が主役。
これは何画というのでしょうか?
エンピツのような繊細なタッチで、うさぎの毛のふわふわ感、微妙な表情がよくえがかれていて、とても素敵です。
時折、かなしそうな表情を見せる黒うさぎが心配していたことは、白いうさぎとずっとずっと一緒にいたい、という願いからでした。
それならば、と仲良しの2人は結婚することに。
みなに祝福され、末永く仲良く暮らすことになった2匹のうさぎ。
森の静けさをも感じられる絵の中で、幻想的な祝福シーン。
がちゃがちゃした感じがなく、落ち着いて最後まで読める1冊でした。