「がっこうでトイレにいけるかな?」と同じ作者の絵本。
同じ作者で、主役が「うんち」の話っていうのも同じです。
この作者、うんちを語るのがとっても上手だと思う。
「うんちを汚いなんて言ってはいけません。」なんて、妙に説教じみたところもなく、でも、変に茶化したところもなく、上手に「うんち」のことを子供に伝えてくれる絵本です。
これはね、うんちはうんちでも、いろんなうんちがあるというお話。
どろどろのうんちは「うんぴ」、やわらかいうんちは「うんにょ」、カチカチうんちは「うんご」そして、元気いっぱいのよいうんちが「うんち」って、この絵本に出てくるネーミングもとてもおもしろい。
どうして、そんなにいろんなうんちがあるのか、どうして、日によって違ううんちが出るのか、をうまく説明してくれている。
この絵本を読んでからというもの、我が家では、子供たちは、毎日、真剣にうんちの観察。
「お母さん?これって、うんごかな、うんにょかな。」と4歳の息子。
「お野菜食べたら、なっちゃんのうんごも、うんちになるかな。」と7歳の娘。
ご飯を食べながら、
「おばあちゃん、そんなに早く食べたら、うんにょになるよ。」
「明日は、元気なまきまきうんちかも。」
って。子供が「うんち」を語り始めると、話が終わらないですよね。実にうれしそうです。