ハワイでのんびり暮らす仲良し三人組、ブタのカマカニ・ウマのカイリ・ヤギのアロハ。三人にはそれぞれ得意な事があり、それが災いして捕まってしまいます。その度に仲間が得意技を使って助け出すのですが、それが、とんでもないことになってしまいます。
読み始めは、ほんわかしたお話かな、という印象なのですが、しめくくりは何だか悲しくなってしまいました。ともだちを助け出すために行ったことが、環境を大きく変えてしまう。これは人間が自然に対して行ってきたことへの警鐘なのでしょうか。
ハワイ語で「カマカニ カイリ アロハ」とは「風がつれさった大切なもの」という意味だそうです。