以前、青山邦彦さんの『たのしいたてもの』を読んで娘が気に入ったので、こちらも読んでみました。
ドワーフじいさんが森で家を作り始めると、次々に動物たちが手伝いにやってきて、『私にも部屋を作って』と頼まれます。
どんどん設計図は変化していき・・・。
さすがもとは建築家とあって、建物の描き方がリアルですね。
出来上がった建物は空想の世界のものでなく、ひょっとしたらこんな建物世界のどこかにあるかも、と思わせられるような、細部までこだわって描かれていて現実味があります。
もちろん、こんな建物実際には見たことありませんが、本当にあったら絶対中に入って探検してみたい!
じっくりと眺めて、お子さんとあれこれ話しながら読んで欲しい一冊です。