ドワーフじいさんが見晴らし台のある立派な家を作ろうと図面をひいて、作り始めますが、材木が重くて持ち上がりません。そこへくまがやってきて「手伝ってあげるからぼくの部屋も作ってよ。」と。くまが届かないところはサルが、いのししが、リスが、キツツキが・・・。
どんどん増えて行ってどこまで行くのかな?と思っていたらじいさんの我慢の限界が。
とここが、ここでじいさんは大けがをして動けなくなってしまいます。
仕方なく手伝ってもらい、見晴らし台は諦めて家は完成。
家を作っている動物たちの楽しそうな顔ときたら!
そして、対照的にドワーフじいさんのしかめっつら!
家が出来上がってもじいさんは不機嫌でしかめっつら・・・・。
でもみんなのあまりに楽しそうな様子にやっと「まあ、こんないえもわるくないか」とつぶやくのです。
もう、素直じゃないんだから!とクスッと笑ってしましました。
絵が細かく細かく書き込まれているので、じっくりながめて楽しみたい絵本です。