にしかわ おさむさんで良く登場する森の中の家が舞台。
その家を購入してやってきたおじいさんですが、棲家にしていたおばけとか動物達を追い払ってしまいます。
おじいさんが、怒鳴って追い出したり、おばけを殴ったりというシーンがあるのですが、絵本にはそぐわない感がありました。
あっという間に1年経って、おじいさんは元気がなくなります。
1人でいることの退屈さに気づいたということなのですが、果たしてその訳が子供理解できるものか、一寸疑問です。
それでも、みんなで仲良く暮らしましたというエンディングなので、理由はさておき安堵感を持って読み聞かせできる絵本だと思います。
登場するおばけや動物達を丁寧に描写しているので、その点は楽しめると思います。