エルフィーは、世界で一番すばらしい犬です。
ぼくが子どもの頃から、ずっと一緒でした。でも、犬の方が、早く年をとっていきます。そして、ある朝、エルフィーは、冷たくなってもう動きませんでした。家族のみんなは、とても悲しみました。
でも、ぼくは、毎日、エルフィーのことを、「愛しているよ。」と言っていたので、いくらか気持ちが楽でした。
愛するものとの別れは、必ずやってきます。そんな時、心を楽にしてくれるのは、何かを、そっと教えてくれます。悲しいことだけど、それを乗り越えた時に、強さを供えた優しい気持ちにしてくれるんだなと思いました。