大好きな「あおくん」と「きいろちゃん」二人はいつもなかよく遊んでいました。ある日あんまり一緒にいたので二人は混ざってみどりになっていました。みどり色のこどもなんて両親もみとめてくれません。そこで二人?はおお泣きしてしまいました。あんまり泣いて涙になってしまいます。ところが涙は青と黄色に分かれたので,もとの「あおくん」と「きいろちゃん」になれました。これだけの単純なお話を,絵の具で描いた偶然の模様のような絵だけで表しています。なかなかすごい作品だと思います。初めて絵の具の混色を教えたいとき,いつも読んでます。単純だけど悲しくて,おもしろいお話しです。