毎日、朝から晩まで働いている信号機のぴかくん。ある日故障して目をまわしてしまいます。すると、道路は大混乱になってしまいました。
娘と車に乗っていたら、突然「あお、すすめ。き、まて。あか、とまれ」と言ったのです。丁度、信号が赤でとまったところでした。どうして、そんなことを……。と思って、はっと「ぴかくんめをまわす」の文章だと思い出しました。
以来、娘は信号機の前にくると、楽しそうに言います。
子供ってリズミカルな言葉ってすぐ覚えてしまうなと感心。そして、無機質な信号機すら楽しくしてしまう、作者の松井さんってさすがだなぁと思った絵本です。