私が小さい頃に大好き、というかかなり気になっていた本です。
あまり熱心に読んだという記憶はありませんが、目をぐるぐるまわしている信号機の絵が妙に印象に残っていて、ちょっと思い入れのある本だったのです。
半年ほど前にフリーマーケットで見つけて迷わず購入し、しばらく様子を見ていましたが、今日とうとう子ども達に読みました。
妙に路線に詳しく、信号や横断歩道などのアイテムが大好きな長男が、反応を示しました。思った通り、バスの行き先表示もしっかりチェック。「東京八重洲口ー幡ヶ谷」とか「池袋ー新宿」など彼のよく知っている場所名なので、大喜びでした。架空の物語の中に、時々実在するものが垣間見え、それを見つけるのがとても楽しいようです。
それから、長新太さんって、そうそう昔はこの絵でしたよね!鼻がとても大きい絵。今見るとちょっと和田誠風ですね。近年の長さんの絵には慣れている子ども達も、この絵は新鮮だったみたいです。