幼稚園に入っても、お絵描きすると、丸も上手に書けず、顔に目や鼻もうまくつけれなかった息子。
その息子が、顔以外に、はじめて画用紙に書いた絵が、信号でした。
ちゃんと、緑と黄色、赤をぐりぐりと塗って、「これは信号を書いたんだよ。」と教えてくれました。
娘は、けして、絵に信号など書かなかったので、やっぱり、男の子なんだなぁと思った覚えがあります。
そんな乗り物大好きな男の子には、ぜひ!と思った一冊。
信号のぴか君は、朝から晩まで、あお・き・あかと休む間もなく、大忙しです。
そんなぴか君、忙しすぎて目をまわし、うまく動けなくなったもんだから、町は大混乱。
普段、なんとも思ってないけれど、信号が規則正しく動いてくれているってことは、どんなに大切かということがよくわかります。
絵本の中には、「あお・き・あかーすすめ・まて・とまれ」の言葉がリズムよく何度も出てきて、テンポがいい。子供にもわかりやすいですね。
黄色で飛び出すとどうなるか?青でも気をつけて渡ろうねなど、押し付けがましいところなく、ちょっと交通ルールにも触れてくれているのが、いいですね。