ねずみの鳴き声だけで、
日常生活のいろんな光景が広がっていきます。
ねずみのこ、かあさんねずみ、とうさんねずみ、あかちゃんねずみ、それぞれ鳴き声が違っていることから、なんともほのぼのとした気分になってきます。
食事をしたり、飲み物を飲んだり、笑ったり・・・。
何気ない日常生活をすべて「チューチューチュー」のバリエーションで表現してあるので、読み方をぜひ工夫してみてください。
ある程度大きくなった子への読み聞かせは、あまり感情移入しないほうがいいといわれますが、この本にいたっては、ぜひとも感情を入れてください。でないと、魅力が半減するような気がします。