話の展開も繊細な絵のタッチも、読み応えがあります。
我が家は男の兄弟なのですが(いもうとはいない)、この絵本は大好きです。6歳の長男もいつもじっくりと聞いています。
ひとりぼっちでいるときに雷がなったり、妹の入院先から電話がなったり、と胸が高鳴るシーンがいくつもあって、それを越えていもうととおかあさんに会えたときの安心感が手に取るようにわかります。ほっぺこちゃんという人形に託された心の交流も温かくていいですね。
きっと、これからもずっと読み継がれていく絵本だと思います。「はじめてのおつかい」同様に我が家のお気に入り殿堂です。