いもうとが急に入院することになり、お母さんが妹のあやちゃんにつきそうことになり、あさえはお父さんが帰ってくるまでの少しの間、一人で留守番をします。そんなときに限って、かみなりがなり、雨がはげしく降ります。こわくなったあさえはふとんにくるまって、かめのこのようになります。そんな場面を娘は自分もやってみたいらしく、布団に入って「かめのこ」と言っていました。そのあとお父さんが帰ってきて、布団をはがし、明るくなるところまで娘は真似をしていました。
あさえはおりがみであやちゃんにあげるお見舞いのプレゼントを作り、あやちゃんが一番欲しがっていた、あやこの大切な「ほっぺこちゃん」という人形も一緒にプレゼントします。
あさえがいくつかは書いてありませんが、本当に妹思いの優しいお姉ちゃんだと感心しました。
また、林明子さんの絵がとっても上手で、雰囲気がよく伝わってきました。