高学年の読み聞かせの選書にはいつも悩みます。
この本はロシアの話だと言うこと、お金を持っていても物が売っていなければ何の役にも立たない事、困っている時は、手を差し伸べてくれる友人がそばにいてくれると何よりも心強いという事を知って欲しく、紹介しました。
冬ごもりを前に、年をとったハリネズミが金貨を拾う。その金貨で干しキノコを買って冬ごもりの準備をしょうと思うが、売っていない。森の仲間が次々に手を差し伸べてくれ、金貨を使うことなく、冬ごもりの準備ができたので、他の誰かのためにと金貨を道にもどすという話です。
皆の行動それぞれがすばらしいと思いましたし、特にハリネズミのおじいさんのお人柄がそうさせたのだと思いました。
読み聞かせが終わって、子ども達は只で冬ごもりの準備ができたとしても金貨を戻さなくて、いつか役立つかもしれないから、自分のために取っておくといいました。そうなんだぁ・・・そうかもしれない・・・
そして最後に、警察に届けるべきでしょう・・・・と、なるほど、それが正解ですね。 さすが6年生!!