ハリネズミのおじいさんが、道で金貨をひろいます。
その金貨で冬ごもりの準備をしようとします。
ハリネズミのおじいさんは、金貨を手にしましたが、
結局金貨は役に立ちませんでした。
でも冬ごもりの準備は整いました。
どうやって冬ごもりの準備をしたのでしょう。
とても優しい気持ちにさせてくれる絵本です。
その年のハリネズミのおじいさんの冬ごもりは、
金貨で買って準備するよりも、もっと暖かだったでしょう。
最後ハリネズミのおじいさんがとった行動も
ハリネズミの人柄(?)が現れていて素敵でした。
裏表紙は春になり、ハリネズミのおじいさんが
みんなにお礼のお茶会を開いているのかな?
みんな助け合って生きているんでしょうね。
”困ったときはお互い様”私も助けられて生きています。
そして助け合って生きて生きたいなって思います。
子供にも温かく伝わりますように。
鮮やかな色はないけれど、美しい絵本だと思います。