ある爽やかな夏の夜、小さなヘレンはベッドの中で、いつものようにおかあさんにお話の本を読んでもらっていました。
その空の上で、ほしのこも毎晩ヘレンのおかあさんのお話を楽しみに待っていました。
今夜のお話は、おうじょさまのお話でした。
ほしのこは、おうじょさまのお話が本当のことだと思って、おうじょさまにあってみたくなり、地上に降りてきました。
そして・・・
かわいいほしのこと、ほしのこの願いをかなえてあげようとする健気なヘレンのやりとりがほのぼのとして素敵でした。
ほしのこが、また空に帰るときの内緒話がまた素敵。
ほしのこは、その日が来ることを夢見て空に帰っていきます。
そして、おほしさまは子供達が楽しい夢を見られるように見守ってくれているのです。
娘も、こんな優しい夢見る少女でいてほしいな。
娘よりも、私のほうが好きになった絵本でした。