人の言葉の重み、大切さを教えてくれる絵本です。
ちょっとした子供の誤解から、町の中で泥棒だという噂が広まってしまったピーボディ先生。
先生は子供に、言葉の持つ力の重みを枕の羽毛を使って考えさせます。
決して感情的に怒ったりせず、子供にじっくりと考える機会と時間を与える先生に、自分も見習いたいと思わされました。
そして、失いかけた信頼がまた戻ったのを見たとき、ホッとするのと同時に、心がじんわりと温かくなるのを感じました。
ただ、やっぱりこの状況では噂がどうこうは抜きにして、誤解を受けてしまうのは仕方ないという気持ちがあったのも正直なところ。
たとえ正当な理由があったにしても、周りがそれを見たらどう感じるか考えたら、先生の行動はちょっとどうかな?と考えてしまいました。
せめてお店の人に声くらいはかけたほうがいいですよね。