書店で立ち読みをしていて 思わずジーンとしてしまいました。
さり気ない文章とシンプルなイラストなんだけども
とても深く心に沁みてくる内容でした。
自分のもうひとかけらを捜し求める旅に出るパックマンみたいな主人公。
なかなか見つからないし、すごく不便な旅なんだけど
自分のスローなペースをとても楽しんでいます。
とうとう自分のカケラが見つかったとき
成し遂げた嬉しさにもどこか空虚感が漂う。
人生ってそんなものなのかもしれないですね。
自分探しや夢を求める間が一番幸せなのかもしれない。
そんなことを言っても 結果が出なければ周囲には認めてもらえなかったりするから結果を出すことは大事ですよね。
何かをやり遂げた時の達成感って言葉にはいい表せないほどうれしいものですから。そういうことを否定しているわけではありませんが 何かを目指して壁にぶつかっていくうちに学んでいくのだなぁとしみじみと感じた絵本でした。