おるところにちいさいおうちがありました。
自然に囲まれて幸せでしたが、次第にまわりに工場がたち、道路ができ、車が走るようになっていきます。
前半はちいさいおうちの周りの自然のすばらしさが描かれていて、徐々に文明化によっておうちのまわりの景色が変わっていきます。細部までよく描かれていて、絵を眺めているだけでも、「ここが変わってる」と探して楽しめます。
田舎だった景色がどんどん都会になっていく様子は想像以上!
誰もがちいさいおうちに同情してしまいます。
文明化の様子も学べて、それでも自然の大切さを感じられる本です。
個人的には裏表紙にある変わっていくちいさいおうちを順に見れるページが好きです。