学生時代、先生から勧められて読んだ一冊です。
この絵本は、開発が進み、住みにくい世の中になってきたことを、小さいおうちの立場から描いたものです。
私たち人間にとって、開発が進み交通機関などが発達することは、生活をしていく上で便利なことかもしれません。
しかし、これ以上に大切なものは自然環境だと思いました。
小さいおうちが感じたように、四季を五感で感じられる場所、月明かりや陽の光を感じられる場所こそが住み良い環境だと思います。
そんな体験を子どもたちにさせてあげられる場所が、現代社会に減ってきたことが悲しいですね・・・。
絵では、小さいおうちが中心に描かれている為、四季の変化や、変わりゆく社会の変化が分かりやすく描かれた一冊です。